会社概要

Company

代表挨拶

Greeting

「株式会社アイヒーティング」は、九州大学と福岡県、福岡市が共同で設立した公的研究機関である有機光エレクトロニクス実用化開発センター1)(i3-opera、アイキューブオペラ)において、文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム2)の支援を受けて開発された新規な誘導加熱(IH、Induction Heating)技術を普及、発展させる目的で設立されました。

IHと聞くと、IH炊飯器など家電製品を連想される方も多いかと思いますが、実は産業界でも金属ボルトの焼き締めや電気回路基板作製に使用されるハンダなど、瞬時に高温を必要とされる用途で広く利用されています。

私たちは従来の技術では実現困難な精度で温度を制御できるIH加熱システム開発に成功し、これを応用した有機材料成膜システムも完成させることができました。これにより私たちの開発した技術は、近年スマートホンへの採用などで急速に普及をしてきた有機ELデバイス製造に革新をもたらすものと確信しています。

今後は、前述の高性能加熱システム用IH電源及びそれを装着した蒸着装置の製造・販売を手始めに、大型システムの開発、開発技術の様々な用途への採用等を目指して事業を展開し、精密加熱の新領域開拓を目指して参ります。

1)https://www.i3-opera.ist.or.jp/
2)文部科学省の支援施策の一つで、弊社技術は平成28年度に九州大学と福岡県が共同で採択を受けた事業中のプロジェクトによって開発されたものです。
https://www.i3-opera.ist.or.jp/national-project
先進的な本プログラムの支援により、「地方自治体が運営する公的研究機関からのスピンオフ」という異例な起業が実現できました。

代表取締役 宮﨑 浩

メンバー紹介

member
代表取締役
宮﨑 浩 Hiroshi Miyazaki

有機光エレクトロニクス実用化開発センター 副センター長(兼務)

九州大学 客員教授(2018年~)

プロフィール

1986年北海道大学理学部理学研究科化学専攻終了、同年新日鐵化学株式会社(現 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社)入社。1997年より有機EL材料の研究開発に従事。2010年9月~2014年2月まで九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)に出向し、同学特任教授として内閣府FIRSTプロジェクトに従事。2014年4月にサムスン電子株式会社(韓国水原市)へ移籍。 2017年10月に有機光エレクトロニクス実用化開発センター(i3-opera、アイキューブオペラ)に副センター長に着任。

取締役
小林 慎一郎 Shin-ichiro Kobayashi, Ph.D.

有機光エレクトロニクス実用化開発センター 研究員(兼務)

プロフィール

2002年3月 広島大学大学院 理学研究科物理科学専攻 博士課程修了(理学博士)。2002年6月から2013年3月まで東北大学においてCREST研究員、助教等を歴任。2015年2月から1年半にわたって科学技術省JICAボランティアとしてミャンマーに派遣。2017年4月より現職。

取締役
藤本 弘 Hiroshi Fujimoto, Ph.D.

有機光エレクトロニクス実用化開発センター 研究室長(兼務)
九州大学 客員准教授(2016年~)

プロフィール

2002年4月 株式会社アルバックに入社。有機EL製作装置の蒸発源開発と有機ELデバイスに関する研究開発に従事。2012年8月より有機光エレクトロニクス実用化開発センター(i3-opera、アイキューブオペラ)に移籍。2016年4月から同センター研究室長に着任。2015年九州大学より博士号(工学)を取得。

監査役
原田 健太郎 Kentaro Harada, Ph.D.

文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム 事業プロデューサー
九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センター 特任教授

プロフィール

2008年7月 ドレスデン工科大学 数理学部物理学科 博士課程修了。 2017年2月より現職。

企業概要

Overview
会社名
株式会社アイヒーティング
代表取締役
宮﨑 浩
設立
令和元年11月27日
所在地
〒819-1122 福岡県糸島市東1963-4 社会システム実証センター 207号室
TEL
050-3580-6013
FAX
092-805-1851(i3-opera内)
E-mail
info@i-heating.co.jp
事業内容
電磁誘導加熱を利用した成膜技術等の開発、製造及び販売
URL
https://i-heating.co.jp
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